社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

国籍

 国籍というものが気味が悪い。国家との「法的紐帯」って意味が分からない。だからいっそのこと、国家を一つの法人としてみることはできないだろうか。もちろん、国家には領土や政府もその構成要素としてあるわけだけれど、政府は会社の機関に対応し、領土は会社の不動産に対応するみたいな感じで何とかならんもんかね。国家という法人には構成員がいるわけだが、その構成員の種類として、国民、永住外国人、外国人、難民などがいる。構成員として最も国家法人との関係の深い「国民」の資格を「国籍」であると考えるのである。いろいろボロが出そうなアイディアだが、たぶん誰かは同じようなことを言ってるはず。