社会科学読書ブログ

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ゼミ

 指導教官の学部のゼミに、オブザーバーとして参加させていただくことになりました。月三回なのでそれほど負担にならないと判断したからです。

 ところで、この指導教官の書いた論文を今読んでるんですが、これがまた明晰かつ緻密ですばらしい論文なのです(おべっかではありません)。ある教授が、研究者によって「芸風」が異なるから、自分と同じ「芸風」の教官についた方がよいといっていたのですが、私の選択は間違っていなかったようです。research paperを書くにあたって読んだ法律学の論文は、正直に言って、「これは学問的にはちょっとまずいんじゃないか」というものばかりだったので、指導教官の論文には少し感動しています。法律学の世界でもまともな人はちゃんといるんだな、と。そう言えば潮見佳男の「プラクティス債権総論」もいいですね。潮見教授も頭のいい方です。あと井田良教授とかもいいですね。