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無為

 今日は本当に何もしなかった。せいぜい音楽を聴いたり動画を見たりする程度だ。いつも「休む」といいつつ、いろんな本を読みだしたりしてしっかり休んでいないので、ここまで休んだのは久しぶりだ。なんというか、とても空っぽである。空虚ではないが、かといって満たされているわけでもない。感情は「無」というのにぴったりだ。特に楽しくも辛くもない。自分の地位も「無」である。何の権利も義務もない。行動も「無」である。生産も破壊もない。ひとことでいうと、今日、私はあらゆる価値から解放されている。感情という価値、地位という価値、利益という価値。さまざまな価値からできるだけ逃避しようとすると、こういう状態になるんだろう。