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社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

予約

 予約の存在意義とはなんだろう。契約の内容が定まっているのなら、条件付法律行為、期限付法律行為をすればよい。「一ヵ月後にバイクを売りますからそのとき10万円を払ってください」という期限付契約は、現在において成立し、一ヵ月後に効力を生じる。

 予約とは、現在において契約を成立させないということだ。予約は、将来本契約をしましょう、という契約に過ぎず、本契約は予約の段階ではまだ成立していない。ということは、予約の段階においては、本契約を成立する要件が備わっていなくてもよいのではないだろうか。例えば金額があいまいだったりする場合。

 基本書を読んでもこの辺が明確に書かれていない。予約と条件(期限)付契約を区別するのは、その時点で契約が成立するかどうかだと思う。そうすると、予約では本契約の内容がある程度不確定でも許されるが、条件(期限)付契約では契約の内容が明確に定まっていないといけない、その違いがあるということにならないか。そのくらいしか私には考えつかなかった。

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