社会科学読書ブログ

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休み

 直前期、と友人が言っていたが、直前期という自覚はない。だから、三日勉強して一日休むというサイクルは崩さない。今日は朝起きてからずっと小説書いてた。とことん休んでやる。いつもインプットばかりだから、適度なアウトプットがないと内圧が高まって破裂しかねない。

 ベッカリーアの『犯罪と刑罰』読み始める。正義は啓示と自然法と社会契約で決まるが、啓示や自然法と言った神的な次元が普遍的であるのに対し、社会契約の妥当する政治の次元は相対的で可変的であるとする、政治・宗教分離論。宗教が猛威をふるっていた中、その中でも政治的正義を維持するには、政治から宗教を締め出すしかなかった。

 しかし、岩波文庫の白を読むのはこれが初めて。法学徒として恥ずかしい。