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やる気が出た

 昨日はひたすら落ち込んでいた。裁判所事務官になろうとか、司法書士になろうとか、いろいろ考えた。もう歳だから、いつまでも親のすねをかじっているわけにはいかない。親のすねをかじることを正当化していたのが、自分の才能に対する信頼だった。だが、今回の失敗で自分の才能が信じられなくなりつつある。この程度では研究なんかとてもできないのではないか。だったらとっとと就職した方がいい。

 だが、研究に必要とされる能力とたくいつ試験に必要とされる能力は全然違うようにも思える。細かい知識を網羅的に暗記する能力と、物事を創造的・体系的に考える能力は全く別物ではないか。それに、たくいつは勉強した分だけ伸びると言われている。私はたくいつに特化した対策をあまりやらなかった。問題集は一周もしていないし、当然たくいつ六法など読んでいない。過去問も全くやっていない。これなら落ちて当然ではないか。

 どこまで自分の才能を信じていられるかによって、私の今後の進路は変わってくる。

 とりあえずやるべきこと。

(1)刑法学と法哲学を極める
(2)たくいつ対策を極める

 お、なんかすごくやる気が出てきたぞ! よし、今日から早速始めよう! 俺にはきっと才能がある。ただ今回は対策を間違えただけだ。実際論文試験は手ごたえがあった。自己否定する必要はない。