社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

メール

 少し前まで、試験に受かる自信を喪失していたので、そのような状態で恩師のところに行くのはどうかと思って、代わりにメールを送りました。

○○先生

ご無沙汰しています。ロースクール修了生の○○です。

本当はまた先生の研究室にお邪魔したかったのですが、メールでのご報告で替えさせていただきます。

最近、というか、前回先生にお会いした後は、
司法試験に受かる自信は失ったのですが、
その反面で、受験業界への帰属意識を獲得し、
点取り虫、受験マシーンになることも辞さないで、
こつこつ受験的勉強を続けています。

僕はかつて、いろいろ法律以外でも考えることが多くて、
また自分の情熱を法律に帰属させられず、情熱が行き場を失っていた感じだったのですが、
今では自分の情熱を純粋に試験勉強に帰属させることができていて、
実存の悩みとかそういう文学的な苦悩やら絶望やらから解放されました。

だから、今はとても充実感を持って健康に勉強しています。
このことを一番お伝えしたかった。

ただ気がかりなのは、自信がないということ。
これは、今後模試や論文添削を繰り返すことで克服し、
いい状態で次回の試験に臨めたらと思います。
また、先日行政書士の試験を受けました。
ろくに対策をしなかったので受かっている自信はありませんが、
これに受かっていればだいぶ幸先がよいと思います。

長文失礼しました。
とりあえずご報告までに。
自信を回復したらまた先生のところにお邪魔したいと思います。

 このメールを書いた後、「自信がない」などと弱音を吐いている自分が馬鹿らしくなって、反射的効果として自信を取り戻したわけですが、そのメールに返信が来ました。大方次のような内容。

 司法試験は範囲が広いから特に傑出した能力は要らない。君は聡明な頭脳を持っているのだから、点取り虫になって割り切ってやれるかどうかが合否のカギになる。(そもそも点取り虫になってはいけないなどという問題意識がない人が圧倒的に多いのが問題だ。)安定した精神状態で勉強していれば結果はおのずとついてくる。根拠のない自信があるより少し不安なくらいでちょうどいい。

 いや〜、とても救われた気がします。メールがすごく嬉しかった。やっぱり学者っていいなあ。大学時代の恩師もそうだったけど、頭のいい学者って、明るくて外向的で、包容力があって、歯に衣着せずにものを言うけど根にもたない。やっぱりデキる人ってキャパシティが大きいのだと思います。多くの人からの温かい言葉を励みに頑張ろうと思います。

広告を非表示にする