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社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

宇賀克也『地方自治法概説』(有斐閣)

 

地方自治法概説 第5版

地方自治法概説 第5版

 

  地方自治法の網羅的な体系書、の一言に尽きる。本格的な法律書の体裁を整えているので、地方自治法の初心者にはおすすめできない。例えば行政法の学習で地方自治法のあらましをしっかり理解した上で読むのをお勧めする。また、一回読んだだけで全てが頭に定着するほど簡単な本でもないので、地方自治法の知識が必要となったときに繰り返し引っ張り出しては確認する参考書としての役割も担うと思う。あと、割と判例について細かく書かれている部分もあり、正直私の手には負えなかった。別途判例百選を読み込むといいかもしれない。

 とにかく、地方自治について知りたいからと言っていきなり飛び込むと挫折すること間違いなし。行政法の勉強や地方自治関係の新書を十分読んでから読むことをお勧めするし、一度読んでハイ終りという類の本でもない。本格的な法律書である。