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私の働き方改革

 最近、働き方改革の機運が高まっている。世相の流れもそうだが、私も個人的な理由から働き方改革を心掛けてきた。
 過去を振り返るが、私が入社して2年目についたポストは超激務だった。毎朝始発で出勤して終電で帰り、土日出勤しても仕事が終わらず、仕事が終わらないと毎日のように怒鳴られた。当然のように私は体調を崩し、1か月休むこととなった。
 その時思ったのは、健康を犠牲にしてまで仕事をするのは端的に間違っているということである。優先順位的には、1に健康、2に家族、3に仕事である。それを間違えてはいけないと強く思った。
 それでも仕事であるから業務量が多いときもある。私は朝型の人間であるから、忙しいときは朝残業し、夜は必要最低限の残業しかしないようにした。なぜなら、朝の残業は効率もよく健康も害さないが、夜の残業は効率が悪く健康に悪影響を与えるからだ。それは私が朝型の人間であるという単純な事実に基づく。
 だから、前の部署にいたときは朝6時に出勤し、定時に帰るという働き方をした。私なりの工夫の仕方だった。今の部署でも朝7時や7時半に出勤し、仕事の効率がいい時間帯に集中して仕事を進め、なるべく定時に帰り、家では買い物をしたり家事を手伝ったりするようになった。
 働き方改革は今や世の中の大きな流れであるが、私はその必要性を実際に肌で感じ、それ故に自ら働き方を工夫している。働き方というものはこのようにデリケートなものであり、それぞれの人がそれぞれの事情や主義で行っているものなので、基本的にお互いに尊重し合う必要がある。