社会科学読書ブログ

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私の図書館利用法

 私は読書が趣味で、日々教養を深めるため読書をしているわけだが、そこで欠かせないのが図書館の存在である。私は読んでいる本の半分くらいを図書館から借りている。図書館は無償で本を借りることができ、娯楽代の節約に資する存在である。
 私は学術系の本は鉛筆で傍線を引きながら読むため買うことにしている。それに対して小説やエッセイについては傍線を引かないため極力図書館から借りることにしている。学術系と文学系がだいたい半々なので、半分くらいの本を図書館から借りているというわけだ。
 図書館で本を借りるときもいろいろなパターンがある。まず、初めからこの本を借りると決めていくパターン。ウェブ上で蔵書は検索できるため、あらかじめ図書館に所蔵されていて貸し出し可能であることを確かめたうえで狙い撃ちするパターンである。だがそれだけではない。図書館に行ってみると、新刊のコーナーがあるし、テーマ別のコーナーや特集などもある。そういうところを眺めてめぼしい本を借りることもある。また、だいたい著作者の目星をつけて、その著作者の本でまだ読んでいないものを借りるというパターンもある。それに、純粋に「ジャケ借り」もある。書架をうろうろさまよっていて、何となく手に取ってみた本がとてもよさそうだったから借りるということもままある。
 図書館で本を借りるにあたっても、日ごろからいろいろと情報収集している。わかりやすい例でいうと文学賞芥川賞ノーベル賞の受賞作家の本は必ず読むことにしているし、その他話題になっている本で面白そうなものは読むことにしている。SNSなどでの情報収集は図書館で本を借りる際に非常に役に立つ。
 図書館はそのほかにも新聞や雑誌が置いてあり、またたいへん静かであるためくつろげる空間である。図書館は本を借りる場所であると同時にリラックスの空間でもある。