社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

がんばろう

今回の試験は必修が少なく、あとは選択科目なのだが、選択科目の勉強に力を入れすぎているような気もしないでもない。授業の復習だけで充分対応できそうなのだが、教科書とは別の参考書を読んだり、百選をつぶしたりしている。だが、幅広い分野の法律を深く…

プレゼント

少し早いが、友人に誕生日プレゼントをいただいた。刑法の論文集である。私が喜ぶようなものがよく分かったなあと感心した。たいへん嬉しかった。 別の友人と話していたとき、その友人は、法曹、特に弁護士に大事なのは、相手が喜んだり悩みから開放されたり…

夏バテ

早くも夏バテになりました。ろくなものを食べていないのと、今学年になってから平日昼寝ができなくなったことが原因だと思われます。勉強に身が入らないのが何よりも痛いです。仕方がないのでうな重を食べました。コンビニの。 テスト勉強がなかなか進まなく…

もっと具体的に

勉強会をやっていて、自分は答案を書くときに具体的な事情をしっかり考慮していないことを思い知らされた。どうも理論型の人間だから、抽象論で終わってしまい、具体性を付与することに億劫になってしまう。この点については深く反省しよう。旧司では通用し…

寝付けない

今日は午前は地元の友人と雑談し、午後は勉強会、夜は飲み会だった。人と多く会ったせいか、寝付けない。あと、先輩の話を聞いて、勉強しなきゃな、という気持ちが強く起こったからかもしれない。でもこんなに寝つきが悪いのは久しぶりだ。 とにかく謙虚に生…

テスト前

テスト勉強って、限られた時間内にとばしてやるから、余り身につかない気がして好きではない。なるべくあせらず時間をかけてじっくりやりたい。まあ、そんな贅沢は言ってられないのだろうが。私はとにかく暗記ができない人間だし、暗記は良くないと思ってい…

心裡留保の絶対的構成

虚偽表示の事例で、ABが通謀してAからBへ甲を売った場合、虚偽表示行為のあとに取引関係に入った善意の第三者Cは保護される。さらに、Cからの転得者Dは悪意であろうと、絶対的構成によれば保護される。 心裡留保でも事情は同じではないか。Aが真意に反しそれ…

ひとづきあい

昨日、近くの串揚げ屋で夕食を食べていたら、同じクラスのI君とI君がいて、いろいろしゃべった。店を出てから、片方のI君がコーヒーでも飲みに行くというから、付き合った。串揚げ屋では私は多少緊張気味だったのだが、喫茶店ではくつろいで楽しく話ができた…

とりあえず法律オタクになろうと心に誓う今日この頃。「趣味ですか? 法律の勉強です。特技ですか? 法律の勉強です」

ある範囲に区切られた勉強って、初めの方が一番精神的に負担が大きい。勉強が進んでいくにつれて、残りが減っていって、楽になっていく。司法試験については、まだまだ初めの方で、しかも勉強すべき量がハンパじゃないので、まだまだつらい状況が続くと思う…

学んだこと

金曜日に指導教官と話していて、なるほどと思ったこと。(1)自分の主張する立場を充分に根拠づけず、特定の立場を前提に論を進めても、そもそもその立場を受け入れない人に対してはなんら説得力を持たないということ。例えば、「統一的正犯概念は拒絶すべ…

意思のけんけつ

虚偽表示の規定は権利外観法理を規定したものといわれるが、錯誤、心裡留保も外観法理に基づいているのではないか。 内心的効果意思と合致しない表示行為が行われたとき、信頼の対象となる外観(表示行為)は存在するが、外観法理の適用にあたっては、それに…

公海について

公海に対して国家の持つ権利について気になっている。国家間の共有だとすると、持分があることになり、持分の譲渡が可能になったりするが、公海についてそれぞれの国家が処分可能な持分を持っているわけではない。 持分を認めないんなら総有かということにな…