いかんな、昔のことばかり思いだす。俺の中で解決してない問題なんて、煩悩の数以上あるんですよ。だから、それを虚構に託して、小説を書かなければいけないんだろうね。

昔の話さ、俺は好きな女の子がいたんだけどね、そして向こうが俺のことを好きだということもわかっていたんだけどね、その子に、「○○さんには恋愛感情がありません」と冷たく言い放ったんだよ、それがね、俺の人生の最大の罪だと思ってるね、仕方なかったん…