社会科学読書ブログ

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うーむ

 はて、今年は受けるべきかどうか。今はとにかく基本書を読みまくっているのだが、これがとても終わらないのである。だが、私はこれまで基本書をちゃんと理解しながら通読するということをやったことがなく、それゆえいろんなところに知識の穴があった。基本書読みは最低限やらなければ、仮に受かったとしても今度は修習で苦労すると思うのだ。ちょうど、基礎がなっていないままlaw schoolに入ってしまって、入ってから苦労したように。

 後々のことを考えれば、とりあえず受かればいいという考えには簡単には賛同できない。それよりも基本書をしっかり読み、基本が固まってから合格し、修習に望むなり博士課程に進むなりした方が、自分のためになるように思う。どこかで基本書をしっかり読み考えるという時間を作らなければならない。それを今やっているわけだが。そのような時間をきちんと通過しないうちには、軽々しく試験を受けない方が自分のためのような気がする。

 あー、法学部出身の人たちがうらやましい。私は9月に受けた択一模試で偏差値が50だった。あのときは択一の問題集が5分の1も終わっていない段階だった。今はもっと伸びているだろう。基本書読んだからね。それを考えると、受かるとしてもぎりぎりのように思える。ぎりぎりで受かってもあとから苦労するだけのような気がしないでもない。困ったな。迷うなあ。