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過去

 そう言えば、僕がどれだけ法律ができなかったか書いてなかった気がするので書いておきます。

 まず、国家一種の法律職に受かっていますが、これは法律がよく分かってなくても受かってしまう試験なのであまり参考にはなりません。

 次にlaw school。僕は地方・国立・近場・二年という条件で絞ったので、T北とN潟しか受けていません。N潟は、未修者としては上から2位で受かりましたが、既修者認定試験は、40人くらい受けて下から4位くらいでした。当然落ちました。民事法に至っては奇跡の最低点をたたき出しました。T北は、法律科目の試験を受けた時、答案の分量が周りの人たちの半分くらいでした。民訴にいたっては、答案用紙の10分の1程度の分量しか書けませんでした。刑訴では、接見指定の条文が何条か分からず、探すのに10分ぐらいかかりました。当日電車に乗りながら会社法の問題集を読んでいましたが、よく理解できず、その問題集も半分も進んでいませんでした。それでも、適性と学部成績のおかげで、なんとか既修に受かりました。

 そんな人間が既修者扱いされるのですから、law schoolではだいぶ苦労しました。「仮面既修」とでも言うべきでしょうか。苦労した割には成績がついてこず、劣等感ばかり味わいました。日々新しいこととの直面でした。そんなわけだから、law schoolが終わってまず始めたのは基本書読みです。それが今も続いています。

 まあ誰にでも捨てたい過去というのはありますよね。