社会科学読書ブログ

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わかること

 受けなかったのは一つの挫折だと思っているのだが、その挫折感をいつまでも引きずっているのは良くない。民法・民訴・会社法、つまり民事法が全然分かっていないと思ったから受けなかった。大学院が終わって、基本書を読んで問題集をといて、やっと会社法と民訴がわかった気がしている。あとは民法について「わかった」という実感を得るだけだ。そもそも会社法・民訴・刑訴は公務員試験で全くやらなかった。民法は薄くしかやっていない。そのくせ付け焼刃で既修に受かってしまったのでずっと不消化感があった。その不消化感をなくすことが、結局はこの一年の目標なのだと思う。

 友人とスカイプで会社法の勉強会をしている。答案構成をしていると、あたりまえで論じるまでもないと思っていることが、よく考えてみると論点だったりすることが多い。そういうところで点を落としている気がする。一見論点にならないようなところがなぜ論点になるかをしっかり理解すること。それが課題だ。