社会科学読書ブログ

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 思ったのだが、私は、過度に「自分はできない」と思っていないだろうか。現実問題として「できない」のだが、そうじゃなくて、上手く言えないのだが、「致命的に」できない、と思っている気がする。現実を正しくとらえた「できない」ではなくて、そこから裂け目を飛躍して、「克服不能に」できない、と思っていないか。確かに、ロー入試なんて惨憺たる出来で、なぜ受かったのかいまだに分からない。実際ローでも惨憺たる成績だった。確かにできないのだ。だが、答案の添削とか見てみると、意外とできてはいるのだ。単純に書き方とかパターンが分かっていなくて点が取れていないという、そういうところが多い。少なくとも、「致命的に」「克服不能に」できないわけではない。ある程度は「できる」んじゃないだろうか。お! 俺、自分が法律が「できる」なんて、今日初めて思ったぞ! これはめでたいな。