社会科学読書ブログ

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 私は、ただ一言、「あなたは立派な青年です」という肯定の言葉が欲しい。「頭が良い」「才能がある」そういう言葉は要らなくて、人間として、倫理的に、「立派である」、そういう他者からの承認が欲しい。というのも、私の抱えている負い目は、人間として、倫理的に、「ダメなやつ」という烙印であり、これは私が勝手につけた烙印なのだが、この烙印の周囲でジタバタしているだけなのだ。だが、他人から肯定されなくてもいいのではないか、安易に肯定されたのではそれは逆に否定を意味するのではないか、そんなことも考える。私は立派な青年になりたい。立派な青年になった上で「立派ですね」と全肯定されたい。だからACIDMANを聴くのかな。彼らの音楽は全肯定の音楽だから。