社会科学読書ブログ

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 昔、「助けて欲しい」と切に願ったけれど誰も助けてくれなくて絶望した、そういう体験が何度かあった。いつしか、誰かが助けてくれるのではなくて自分で何とかしなければ、と思うようになったし、たいていのことは自分で何とかできるようになった。だが、やっぱり、心の奥では救済を願っている。私を追いつめるものはたくさんある。孤独、不安、飢え、などなど。私はそういうものを抱えながら、そういうものを宥めすかしてやりくりしているのだ。だが、すべてから救済されたい気持ちはある。だがそれは無理だと分かっている。だから何でも自分でなんとかするのだ。