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ゆう活取得による業務の効率化

 私はこの夏ゆう活(朝型勤務、残業なし)を取得することで、残業の圧縮と業務の効率化を図れたと思う。その理由として2点あげることができる。
 まずは、朝の静かな時間に集中して孤独な仕事を行えたこと。仕事には孤独な仕事と同僚とともにやる仕事があると思う。同僚とともにやる仕事については通常の勤務時間にやるとして、自分一人でやらなければいけない孤独な仕事については、朝の頭が冴えた時間に集中して取り組むことができた。朝の時間は極めて仕事の効率が上がる時間なので、その時間に集中して業務が行えたのは良かった。
 次に、切り上げる時間を定めたことにより、ダラダラ仕事を引き延ばすことがなくなった。4時15分には帰らなければいけないわけで、そうすると無限に残業ができるという前提が崩れる。結果、テキパキと時間までに仕事を終わらせようと工夫するようになる。終わらなかった仕事については、次の日の朝の静かな時間に集中してこなせばいい。
 ゆう活は、当社においてもまだそれほど定着しているようには思えないが、確実に取得者は増えている。やはり、朝型の人間にとっては業務を効率化するうえで願ってもいない制度であることは確かなようだ。もちろん、ゆう活ではどうしても業務が溜まってきてしまうこともある。そのときはたまに普通に残業しても仕方がない。だが、残業をつけるときに気付くのは、自分の残業時間が以前よりも目減りしているという喜ばしい事実だと思う。
 ちなみに、ゆう活をすると5時前に職場を出られるので、公共サービスを受けたり、空いている時間に買い物ができたり、夕方を趣味の時間に使ったりなど、ワークライフバランス的にも好ましい効果が期待できた。
 働き方改革の第一弾としてのゆう活、是非積極的に活用して業務を効率化しよう。