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仕事でのリフレッシュ

 人間の集中力は60分から90分しかもたないと言われている。それ以上仕事を続けても効率が悪く無駄に疲れるだけだということだ。だから、60分毎くらいにリフレッシュをする必要がある。私は事務職に就いているが、事務職はとにかく座りっぱなしでパソコンをいじり続ける仕事である。座りっぱなしは健康によくなく、各種疾病の発症割合を上昇させることが知られている。だから、仕事でのリフレッシュは集中力の回復と健康の維持という二つの機能を持っているのだ。

 私は仕事をしながら定期的に離席するようにしている。だいたい60分に一度くらいは離席する。それは、トイレ休憩であったり、売店への買い物であったり、お茶の淹れ直しだったりする。だから、仕事をしながら一日3000歩くらい歩いている。もちろんこの3000歩には、プリントアウトしたものを取りに行ったりコピーに立ったり資料を取りに行ったりも含むのであるが。そのようにして、低下した集中力を回復すると同時に、座りすぎによる健康リスクを回避しようとしている。

 現代の事務職は科学的・合理的に働くべきだと考えている。科学的・合理的に集中力を上げて作業効率を上げていくのが望ましい。そして、作業効率を上げて短時間で成果を上げ、なるべく残業をせず家庭や趣味の時間を大事にするべきだと考えている。そのためにもまずは60分に一度の休憩からである。小さいところから業務の効率化は始まるのである。