人間の感情や関係性への理解である感情リテラシー。その感情リテラシーが、教育において注目されている。具体的には、SEL(social emotional learning)という、自分への理解、相手の立場に立つこと、対人葛藤をうまく調整すること、思いやりを持って決断すること、などの非認知能力を鍛える教育において重視されている。感情を表現する語彙を豊かにすることや、やり抜く力やマインドフルネス、アクセプタンスが注目されている。
IQやロジックだけが頭の良さではないことはもはや周知の事実となっている。古くはEQの提唱などもあったが、最近では非認知能力という言葉でくくられている、心をうまく調整する能力が人間の発達上重要であることが唱えられている。非認知能力の中でも、本書は特に感情を扱う能力の重要性について説かれている。教育もだいぶ変わってきたものだなと思う。
