日本の道路や橋などのインフラが老朽化していることを指摘。橋やトンネル・ダムは鉄筋コンクリートで作られているが、鉄筋コンクリートは老朽化する。コンクリートは中性化・塩害・凍害などで破損するため、インフラ健康診断により点検・調査しメンテナンスする必要がある。その際、アセットマネジメントが重要で、資産を効率よく管理・運用する取り組みが大事である。
日本のインフラが老朽化している事実を指摘するとともに、老朽化の科学的な仕組みを解説し、それに対する対策について書いている本である。人もカネもない中、自治体はインフラをメンテナンスしていかなければいかず、危機的な状況ではあるが、適切にマネジメントしていけばあるものを長持ちさせることができる。ないものねだりではなく「あるものいかし」をどのように行うかが課題である。
