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口述試験

 論文の口述試験があった。そこで言われたこと。

(1)知識が足りてない
(2)広範な意味を持つ概念については、その意味を限定して用いろ
(3)珍奇な説を思いつきで唱えるのはよしたほうがいい

(1)については、これから勉強して少しずつ知識を増やしていくほかはない。だが、研究大学院生ではないのだから、刑法だけに時間を割くわけにはいかないのでおのずと限界はあるだろう。司法試験受験生としてはそこそこの知識を持っているつもりだが、研究者としてはまだまだ足りんよ、ということだろう。刑法マニアにならなければ。最近図書室で、刑法の専門書を眺めてはニヤニヤしている。

(2)(3)については勉強になった。

 教官の発問に対しては、充分答えられたと思う。学問的な内容について話すのは基本的に好きである。論理的に筋を通して話すことも好きである。とにかく司法試験に受かることが大事。司法試験が終わったら刑法を重点的に勉強しようと思っている。今から、あの本読もうとかこの本読もうとか、勝手に妄想している。