社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

2008-01-01から1年間の記事一覧

のんびり

今日はゼミがなかったので、のんびりしていた。教科書や問題集は読んでいたが、特にあせることもなく、勉強というよりも暇つぶしという感じで読んでいた。 雪の色があざやかだった。ピンクフロイドには一本とられた。

クリスマス

「クリスマスは恋人と過ごす」という規則は、習俗なのか社会規範なのか。違反してもサンクションがないから、自生的な習俗なのだろうと思う。もちろん私はそんな習俗とは無縁なわけだが。あ、でもケーキは食べましたよ。といっても、クリスマスだから食べた…

法と学説

取消訴訟を提起する際に主張する違法性として、信義則などの法の一般原則違反を主張することがある。違法と判断するためには、問題となっている処分が何らかの法に違反していなければならないが、ここで言う「法」とは法律に限らず広い意味での法である。 と…

人を信用することができれば、もっと人生楽になる気がする。だが、心理的外傷というものは容易に癒えるものではなく、僕の中ではいまだに時間が止まったままだ。少しも前進できていない。だが、他人に迷惑をかけることだけはなるべく避けたい。傷つけたり傷…

公益と私益

公益と私益が分離されることにずっと気味の悪さを感じていた。公益は私益に還元することができないのだろうか。例えば文化の発達という公益は、個々人の生活の水準が上がるという私益に還元されるのではないか。 思うに、公益とは希釈された私益である。希釈…

ブログを書くのが飽きてきた。いや、多分正確に言うと、ブログを書いている心理的余裕がなくなってきた。基本書を読むといろいろアイディアが湧いてくるのだが、記事にできるほどまとまらない。というか、まとめるだけの心理的余裕がなくなってきている。記…

ある科目の小テストの結果が悪すぎて、単位取得が事実上不可能になった。なんかひどく落ち込んだ。問題の趣旨を取り違えていて、点数にならないことばかり厚く論じてしまったのである。 前期科目の成績分布を見たら、100人受けて5人しか落ちてない科目に…

権利能力と責任

権利能力と責任(Haftung,一般財産が引き当てとなる地位)はどうやら別物のようだ。つまり、権利能力あるところに責任が生じる、という包含関係にはない。それは、(1)人的担保(2)会社制度のところで明らかになる。 まず、人的担保とは、債務を負ってい…

差し止め

差し止めの根拠には二つあるような気がする。(1)独占を維持するためと(2)人間の尊厳を維持するため。 所有権侵害に対して、損害賠償しか認められないとなると、侵害者は賠償金を払う限り所有権を侵害し続けることができる。これでは所有権の独占的性格…

国籍

国籍というものが気味が悪い。国家との「法的紐帯」って意味が分からない。だからいっそのこと、国家を一つの法人としてみることはできないだろうか。もちろん、国家には領土や政府もその構成要素としてあるわけだけれど、政府は会社の機関に対応し、領土は…

少し回復してきたかな。少しずつでいいから坂を上っていこう。完璧主義はストレスを増やすだけだ。捨ててしまおう。

何とか講義を受けてきた。俺は今までたくさん負けてきたが、同じくらいたくさん勝ってきた。その勝つという行為を、今回は自分に対して繰り返すに過ぎない。己に勝つということは、これまで多数積み重ねてきた勝つということを単純に繰り返すに過ぎない、簡…

授業まで何もしないで寝ていよう。健康って大事だなあ。

今日は何か知らんが午前中やけに眠く、それでも授業の予習を終わらせたのだが、午後になったらまったくやる気が出ない。また不調の波がやってきた。やっぱり休学した方がよかったのだろうか。健康な人にはわからないかもしれないが、けっこう尋常でないよ。…

建築著作物

2条1項15号ロによると、建築に関する図面に従って建築物を完成することは、建築の著作物の複製に該当する。たとえもとの建築物が存在しなくても、図面によって建築物を完成すれば複製権侵害となる。 でもこれっておかしくないだろうか。複製権を含む著作…

創作性

人が表現するとき、まず、(1)思想・感情を抱き、(2)それを表現する。創作性の問題は(2)の段階(創作過程)の問題であり、いかに独創的な思想を思いついたとしても、その表現に創作性がなければ著作物として保護されないとされる。 創作性を、「残さ…

本格的に

自主ゼミの計画も立って、本格的に受験勉強が始まった。そういった緊張感が生じてきている。あせらずたゆまずほんの少しだけペースを上げてがんばろう。

とある席で、私の友人を揶揄するような話題で盛り上がった。その場にいた人は、私がその友人と結構仲がよいことを恐らく知らなかったのだろう。私は、「お前らにあいつの何が分かるんだ」と言いたかったがもちろん言えるわけもなかった。少なくとも、「いや…

法定追認

125条は不思議な規定だ。履行などの事実行為がなされたとき、それが追認(意思表示)とみなされるのである。つまり、事実行為を法律行為とみなす規定だ。あるいは、事実行為が黙示の意思表示とみなされているのである。 詐欺と知りながら、債務を履行する…

L働法は追試受かってた。何とか卒業できそう。 昔読んだ漫画(紡木たくだったかな?)の中に次のようなシーンがあった。主人公はサッカーが好きで、学校にサッカーの新しい監督がやってくる。この監督というのは顔に傷がある。それは、前の学校で、サッカー…

イメージ

学校では自分はどんなイメージをもたれているのだろうと気になることがある。だが私は、交友範囲も狭く、自習室にもめったに行かないし、授業が終わればすぐに帰るので、特に人の口の端にものぼらないのだろうと思う。いつも後ろの方に座っている無口なおっ…

慣習法の成立と時効制度は似ている気がする。事実状態の継続と、それを法的なものとする意思によって、事実状態に対応する法的効果が成立するという意味で。慣習法は一般慣行と法的確信、時効は法定期間の事実状態の継続と援用が要件になっている。ただし、…

国民の信頼

立法・司法・行政いずれの国家機関であっても、それが国民の信頼を得るためには二つのファクターが必要だと思う。 (1)実際に公正なことをやっていること (2)何をやっているか国民に正確に伝わること 不公正なことをやっていることが国民に伝われば、国…

考慮要素

裁判例において、事実がある要件に該当するかの判断のレベルで、様々な考慮要素を挙げて、それらを総合考量して結論を出すというやり方がよく用いられる。例えば、任意捜査の適法性に関しては、当該捜査手段を用いることの必要性・緊急性・相当性を考慮し、…

期待権

条件付法律行為というものも可能である(127)。例えばXが車を買ったときにその付属品をXY間で売買しようと約したとき、契約は現在成立するが、その効力が発生する=債権債務が発生するのはXが車を買ったときである。条件が成就するまで、それでは売買契…

日記

なんか疲れたので午前中は寝てました。お金はないし自炊をする意欲も出なかったので松屋で11時に昼飯。帰ってくる途中、横断歩道のないところを横断したら警察官二人に囲まれて説教を受けました。説教って職務質問? 道交法違反の罪を犯したわけで不審事由…

我々学生は、主要科目とは異なる、先端的・実務的な科目の単位を一定数とらなければならないのだが、それらの科目の教え方に多少疑問がある。私が知りたいのは、それらの科目が、(1)基本科目との関連においてどのように位置づけられるのか、(2)どのよ…

爽快

追試が終わって爽快な気分だ。結局、ここのところの一連の不調は、成績発表で不合格の科目があったことから生じたような気がする。成績発表の直後に、夜中に目がさめるようになって睡眠不足が継続し、睡眠薬をいただいて飲むようにして、その後もうひとつ不…

随伴性

債権譲渡がなされたとき、その債務を保証する債務もその債権に付属して移転する。これが随伴性の問題である。では、物が譲渡された場合、使用収益処分権が移転するのは随伴性の問題だろうか。しかし、所有権の内容自体が使用収益処分権なのであり、所有権が…

なんとか

T産法の単位が取れてた。「何人か落としました」的な講評があって不安にさいなまれていたのだが(←小心者)、なんとか卒業できるかもしれない。あとはL働法の追試を乗り切ることだ。