社会科学読書ブログ

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2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

のんびり

今日はゼミがなかったので、のんびりしていた。教科書や問題集は読んでいたが、特にあせることもなく、勉強というよりも暇つぶしという感じで読んでいた。 雪の色があざやかだった。ピンクフロイドには一本とられた。

クリスマス

「クリスマスは恋人と過ごす」という規則は、習俗なのか社会規範なのか。違反してもサンクションがないから、自生的な習俗なのだろうと思う。もちろん私はそんな習俗とは無縁なわけだが。あ、でもケーキは食べましたよ。といっても、クリスマスだから食べた…

法と学説

取消訴訟を提起する際に主張する違法性として、信義則などの法の一般原則違反を主張することがある。違法と判断するためには、問題となっている処分が何らかの法に違反していなければならないが、ここで言う「法」とは法律に限らず広い意味での法である。 と…

人を信用することができれば、もっと人生楽になる気がする。だが、心理的外傷というものは容易に癒えるものではなく、僕の中ではいまだに時間が止まったままだ。少しも前進できていない。だが、他人に迷惑をかけることだけはなるべく避けたい。傷つけたり傷…

公益と私益

公益と私益が分離されることにずっと気味の悪さを感じていた。公益は私益に還元することができないのだろうか。例えば文化の発達という公益は、個々人の生活の水準が上がるという私益に還元されるのではないか。 思うに、公益とは希釈された私益である。希釈…

ブログを書くのが飽きてきた。いや、多分正確に言うと、ブログを書いている心理的余裕がなくなってきた。基本書を読むといろいろアイディアが湧いてくるのだが、記事にできるほどまとまらない。というか、まとめるだけの心理的余裕がなくなってきている。記…

ある科目の小テストの結果が悪すぎて、単位取得が事実上不可能になった。なんかひどく落ち込んだ。問題の趣旨を取り違えていて、点数にならないことばかり厚く論じてしまったのである。 前期科目の成績分布を見たら、100人受けて5人しか落ちてない科目に…

権利能力と責任

権利能力と責任(Haftung,一般財産が引き当てとなる地位)はどうやら別物のようだ。つまり、権利能力あるところに責任が生じる、という包含関係にはない。それは、(1)人的担保(2)会社制度のところで明らかになる。 まず、人的担保とは、債務を負ってい…

差し止め

差し止めの根拠には二つあるような気がする。(1)独占を維持するためと(2)人間の尊厳を維持するため。 所有権侵害に対して、損害賠償しか認められないとなると、侵害者は賠償金を払う限り所有権を侵害し続けることができる。これでは所有権の独占的性格…

国籍

国籍というものが気味が悪い。国家との「法的紐帯」って意味が分からない。だからいっそのこと、国家を一つの法人としてみることはできないだろうか。もちろん、国家には領土や政府もその構成要素としてあるわけだけれど、政府は会社の機関に対応し、領土は…