社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

佐々木実『宇沢弘文』(講談社現代新書)

今を生きる思想 宇沢弘文 新たなる資本主義の道を求めて (講談社現代新書100) 作者:佐々木実 講談社 Amazon 日本で一番ノーベル経済賞に近いと言われた宇沢弘文の思想と生涯。宇沢は数理経済学者として米国で名前をはせるも、ベトナム戦争に反対して日本…

辻仁成『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』(マガジンハウス)

パリの空の下で、息子とぼくの3000日 作者:辻仁成 マガジンハウス Amazon 作家の辻仁成が、思春期の息子と暮らしたパリでの生活をつづったエッセイである。本書のキーワードは「じーん」と「かっちーん」である。息子の成長ぶりや何気ない一言に感動する一方…

アンデシュ・ハンセン『運動脳』(サンマーク出版)

運動脳 作者:アンデシュ・ハンセン Amazon 運動することで脳が活性化することを数々の実験に基づいて立証している。速めのウォーキングやラニングを継続的に行うだけで、人間の脳は活性化する。運動は脳をストレスから守り、脳の集中力を高め、うつの回復に…