社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

コラム

忙しいポジション

私は就職してからこの方、忙しいポジションを渡り歩いている。忙しいポジションで起こりやすいことをまとめてみよう。 1.ミスが起きやすい 初発のミスというよりも、セルフチェックする時間が十分ないことによりミスがそのまま上司にわたってしまう。 2.…

税務職員を二年間やって気づいたこと

1.課税行為は権力行為 税金を課するという行為は一方的な権力行為である。義務者は納税しないと滞納処分を受けるのであるから、課税行為は国民の財産へ一方的に介入する行為である。であるからこそ、課税行為には重大な責任が伴う。過大に課税してはならな…

健康書を読む理由

私は最近健康に関する本を結構読んでいる。私ももう中年であるから様々な健康上のリスクを抱えており、仕事や趣味・家庭生活を効率よく営んでいくためには健康障害を避ける必要があるからだ。疲れやすい、寝つきが悪い、胃腸の具合が悪いなど、中年になると…

大学院へ行くべきか問題

高学歴ワーキングプア~「フリーター生産工場」としての大学院~ (光文社新書) 作者:水月 昭道 発売日: 2013/12/13 メディア: Kindle版 水月昭道『高学歴ワーキングプア』(光文社新書)を読んだ。大学院重点化の旗印のもと大学院が多数設置され定員も増やさ…

ポイントの時代

最近ポイントにとりつかれている。きっかけはスマートフォンの機種変更時にエーユーペイの登録をしたことだ。そこからポンタカードの登録に至り、エーユーペイやポンタポイントで買い物をするとポンタポイントがたまるようになった。そうすると、コンビニは…

仕事でのリフレッシュ

人間の集中力は60分から90分しかもたないと言われている。それ以上仕事を続けても効率が悪く無駄に疲れるだけだということだ。だから、60分毎くらいにリフレッシュをする必要がある。私は事務職に就いているが、事務職はとにかく座りっぱなしでパソコ…

協力について

個人の能力と経験には限界がある。例えば私は料理が苦手であるし、そもそも男だから子供が産めない。それに対して、例えば配偶者は料理が得意で、女だから子供が産める。私と配偶者が家庭を作ることにより、料理はスムーズに作られ、子供が産めるようになる…

ウォーキングについて

私は40歳にもなり、健康診断でも脂肪肝の診断を受けるようになったため、土日はたいてい筋トレとウォーキングに励んでいる。もちろんきっかけは生活習慣病を予防するためだが、ウォーキングは始めてみるといろいろとメリットがあることが分かった。 私は毎…

幸せに生活するために

幸せに活き活きと生活するためには、ワークライフバランスが不可欠です。仕事でぐったりとしてあと何もやる気が起きないようでは人生楽しくありませんよね。家庭生活や趣味の活動、要するにプライベートな領域を充実させるのが幸せの鍵であり、幸せな労働者…

私はなぜ残業をしないか

私は基本的に毎日定時で帰ることにしている。夜の残業は休日の前か金曜日以外しないことにしている。理由は簡単である。効率の悪い労働は悪だと思っているからだ。ちなみに私は夜の残業をしないだけであって朝は毎日1時間の残業をしている。月20時間、残業…

カフェインについて

仕事や勉強をするときにカフェインを摂取する人は多いのではないだろうか。その形態はコーヒーかもしれないしエナジードリンクかもしれない。まず朝起きたときにコーヒーを一杯。次に始業時にコーヒーを一杯。さらに昼休みにコーヒーを一杯。運転するときに…

税務職員を一年間やって気づいたこと

1 目標は財源確保 税務職員は政府が事業を展開するにあたって必要となる財源を確保するために課税及び徴収する任務を担っている。だが、租税法律主義のもと賦課徴収は行われるため、法律に基づいた分しか税金は徴収できない。だから、頑張ればたくさん課税…

夫婦でともに読む本

私たち夫婦は二人とも本が好きである。とはいってもお互いに本の趣味は違うから、読んでいる本はお互いに違う。それでも、二人とも共通で興味のある本というのもある。それが夫婦関係に関する本である。 今まで夫婦でともに読んだ夫婦関係の本としては、北杜…

斎藤環『ヤンキー化する日本』(角川oneテーマ21)

ヤンキー化する日本 (角川oneテーマ21) 作者:斎藤 環 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/03/06 メディア: 新書 斎藤環『ヤンキー化する日本』を読んで、日本文化がヤンキー文化をマジョリティとして形成されていることが分かった。私はヤンキ…

私の図書館利用法

私は読書が趣味で、日々教養を深めるため読書をしているわけだが、そこで欠かせないのが図書館の存在である。私は読んでいる本の半分くらいを図書館から借りている。図書館は無償で本を借りることができ、娯楽代の節約に資する存在である。 私は学術系の本は…

正義の隠蔽作用

SNS上でよくみられる炎上現象を見ると、失言などを攻撃している人たちは大方自分を正義の側の人間とみなし、失言などをした人の欠点を突いているのである。一般的に言って正義に従って行動しているということは人々に安心をもたらす。正義に従っていれば自分…

友人の死から考えたこと

今年の4月、私の親友が死んだ。自殺なのか病気なのか詳しくは知らない。だが、彼の一生は不幸だったと私は思う。 大学生のとき、彼は恋人と楽しく学生生活を満喫していた。だが、理系の大学院に入って、そこでの過重負担のストレスで酒に逃げアルコール依存…

現場とは何か

よく「現場主義」という言葉が使われる。現場の状況を把握しておかなければ重要な意思決定はできないということである。では現場とは何であろうか。それは、物事が実際に起こっていて、その物事の詳細な情報が実感として手に入る場所である。何かサービスを…

なぜ本を読むのか

読書をする理由は多岐にわたる。まず筆頭に挙げられるのが読書の快楽である。本は知的遊戯の空間であり、本を読むことは知的遊戯の快楽に身を浸すことに他ならない。そこには思想があり感性があり認識があり物語があり、どれも人の脳髄に快楽をもたらすもの…

私の働き方改革

最近、働き方改革の機運が高まっている。世相の流れもそうだが、私も個人的な理由から働き方改革を心掛けてきた。 過去を振り返るが、私が入社して2年目についたポストは超激務だった。毎朝始発で出勤して終電で帰り、土日出勤しても仕事が終わらず、仕事が…

能動性格差

現代は多様性の時代だといわれる。多様性は社会福祉の観点と個人の人権の観点から説明できる。旧来の同質的な社会においては、同質でない人々を排除するという暴力が働いていた。そのような社会的排除を受ける人を少なくするという福祉の観点から、多様な人…

政治と文学

政治と文学については多くの議論がなされてきた。有名なものでは第二次世界大戦後に交わされた「政治と文学論争」があり、文学の政治への機械的従属VS文学の政治からの自立・作家の主体性獲得、という論争がなされた。私としては政治と文学のどちらかがどち…

私の教養主義

私にとっての教養主義とは、基本的には読書や学問を通じて人格形成を行うことである。だが、もちろん人格形成のためには人間関係や就業も重要である。だから広い意味で教養主義を捉えると、読書や学問のみならず広く社会的関係において自らの人格形成を行う…

信頼と信用の使い分け

仕事をしていると、人格的な信頼と仕事についての信用は違った次元にあることが分かってくる。仕事をするうえで同僚間、上司・部下間の信頼関係は重要である。これは人格的な意味での信頼であって、信頼があるからこそ互いに便宜を図り合いコミュニケーショ…

互有

夫婦関係は互いに互いを所有し合う関係、つまり「互有」関係だと思う。基本的に、自己は自己のみを所有し、自己を他人から所有されることを拒絶し、自己が他人を所有することを慎む。ところが、恋愛関係や夫婦関係においてはこの原則が崩れるのである。 夫婦…

復興の現場で

私は平成28年度から3年間、福島県の相双地方で主に復興工事にかかわる仕事をした。この度の人事異動で、同じ相双地方ではあるが現場とは離れた仕事となるので、少し今までの3年間の現場での仕事について思うことをまとめておきたい。 1 復興はまだまだ…

ユーモアについて

エッセイをたくさん読んでいると、ユーモアにもさまざまな種類があるということが分かってくる。ここではユーモアを防衛機制的ユーモア、創作的ユーモア、潜在的ユーモアに分類し、それぞれ解説していこう。 防衛機制的ユーモアは、人生の悲惨さを面白おかし…

妻帯するということ

私は最近結婚したのだが、妻帯するということはかなり人生の効率を上げるように思う。 まず、結婚に至るまでに相手と親密な関係にならなければいけないが、そこでは高度なコミュニケーションスキルが要求される。初めからコミュニケーションスキルを持ってい…

個人と組織との間の信頼関係

個人と個人との間には信頼関係がある。個人が相手を信頼し、相手が個人を信頼する、そういう正の循環が回っているとき、お互いにとって利益がある関係となる。 個人と組織との間でも同じように信頼関係を考えることができる。個人が組織を信頼するといった場…

夢を見ていた

今の会社組織に入ってもう5年になる。私は大学院で法律を修めたコンプライアンス世代であり、現実社会に出てみると法的にアウトなことが割と普通に行われていることを知った。暴行や脅迫、名誉毀損、ハラスメント、そういった行為が現実社会では割とカジュ…