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不運

 そう言えば、大学院で不運に見舞われたことがある。卒業に必要な単位がそろったと思っていたところ、成績を確認したらなぜか2単位たりなかった。レポートを提出したはずのある科目の成績欄が「棄権」になっていたのである。そのときは夜だったので、事務に連絡することもできず、私は卒業できないんじゃないかという不安でその夜はろくに眠れなかった。次の朝一番に事務に連絡したところ、担当者がいないから夕方に連絡するといわれた。夕方まで私はずっと不安なままだった。夕方になって事務から連絡があり、教授に問い合わせるといわれた。その次の日の夕方ごろになって、単位がもらえるとの連絡があった。どうやら、教授のミスで、私の成績を成績表に書き忘れたらしい。危うく卒業できないところだった。いやー、あれは修羅場だった。必修の追試に次ぐ修羅場だった。大学院でくぐった修羅場といえばその二つだ。