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器量のなさ

 あー、択一の勉強がつまらない。厳密に言うとそこそこ楽しいのだが、楽しみが非常に地味なのだ。そういえば高校時代こんな勉強してたよな、と思い出す。基本書読んでるときは、いろいろアイディアがわいてきて、法律について考えるのがとにかく楽しかった。ところが択一の地味な知識の確認には何のドラマもない。何だろう、択一は思考のスケールが小さいのだ。もっと長文で詳細でスケールの大きな思考が展開されていれば楽しめるはずなのだ。これは一種の洗脳ですよ。受験生は国家の価値観に洗脳されているのです。だがあえてその洗脳に飛び込むことが大事なのです。一度洗脳された上でそれを壊す、その弁証法ですよ。まあ結局、択一が楽しめないのは私の器量が小さいからかもしれないのですが。