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御川安仁『疲れがとれない原因は副腎が9割』(フォレスト出版)

 

疲れがとれない原因は副腎が9割 (フォレスト2545新書)
 

  寝ても疲れがとれない慢性疲労の原因は副腎であることが多いとする本。副腎とは元気のもとであるコルチゾールを生み出す器官。腸内の炎症で副腎に負荷がかかったり、脳が慢性的にストレスを感じて副腎に負荷がかかったり、運動不足でミトコンドリアが弱ったり、ビタミンやミネラル不足で代謝が落ちたりすると、副腎は疲労し、コルチゾールを出す力が弱まり、慢性疲労となる。

 副腎疲労を治すためには、腸内環境を整え、休息や入浴などでリラックスする時間を作り、運動をきちんと行い、マグネシウム、ビタミンB群、たんぱく質、ビタミンD、亜鉛などを摂取するよう心掛ける必要がある。「腸」「脳」「ミトコンドリア」「栄養」の四要素についてきちんとケアを心がけること。

 最近疲れが気になると思い手に取った本。ここのところ仕事があまり面白くなかったり疲れが慢性的につらかったりしたので、この本に解決策が書いてあるのではないかと思った。確かに私は腸内環境がひどく悪く、運動不足で栄養にも偏りがあったし休息が足りなかった。本書を導きの糸として、体調を改善して疲れにくい体を作っていきたい。