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自己肯定

 この一年は自己否定の年だった。自分の価値を見失っていた。だが、最近になってようやく自分を肯定できるようになってきている。これには四つほど要因がある。

 まず、ある人に、「人間としてとても魅力的だと思います」と言われたこと。

 次に、シロップ16gというロックバンドがあって、この歌詞が自己否定に満ちていて、私はそれにのめりこんでいたのだが、ある人に、「あんなの聴いてちゃいけませんよ」と言われたこと。

 そして、アシッドマンというロックバンドのポジティブな魅力にどんどん牽引されていったこと。

 さらに、ある人に、「自分の価値が分からなくなったんです」と言ったところ、「あなたほど価値のある人間はいませんよ」と言われたこと。

 結局他人の言葉に救われたわけだ。こういうときぐらいは他人に少しぐらい甘えてもいいよね。他人の言葉が自分を救うとこれほど実感したのは初めてだ。他人に頼ってはいけないが、危機に瀕しているときくらいは少しくらい相談してもいいと思う。そんなに自分に孤独を強いる必要はない。もう少し甘えていいのだ。