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虚脱感

 この虚脱感は何だろう。私は目標を失ってしまった。目標を達成するために自分に義務を課す。いわば目標は義務を絶えず生産するのである。そしてその義務の履行において私は目標の達成に近づいたことを確認し充実感を得る。ところが、目標が存在しないと義務も発生せず、義務の履行における充実感も発生しない。とするとあるのは虚脱感だけだ。義務を発生させるだけの明示された目標が必要だ。目標として考えているのは、(1)博士課程進学に必要な刑法学と法哲学の専門的知識を得ること。(2)岩波文庫の白をしらみつぶしに読むこと。(3)一つ論文をまとめること。だが今日は休もうと思う。一日くらい休んだっていい。せっかく試験が終わったんだし。