社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

 しほうしけんって「志す」もんなのか? 俺は生活の為にやむをやまれずやっているという意識なのだが。そう言えば俺の人生で「こころざし」なんてなかった気がする。全部そんなもんだろうという感じで進んできた。何かを夢見て、その夢の為に突き走るということがなかった。すべて現実の苦い色をしていた。夢を持ったり志したりすることに対し、何か冷めた意識を持っていて、それを現実の土の色へと変色させねば気が済まないのだった。