社会科学読書ブログ

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 いやー、ついに聴いてしまいましたよ、応援ソングってやつを。びっくりドンキーでハンバーグの一番安い奴を食ってたらなんか流れて来たんですよ。震災以降こんなに不愉快な思いをしたことはない。とにかく聴くのに耐えられなくて、どれほど店員に止めるように言おうと思ったか。どっかのロックバンドなんですが、歌詞も幼稚でメロディーもベタ、演奏も雑、何を勘違いしているのだろうか。「アイニージューベイビー福島」とか言ってましたよ! 信じられん! 君らはいくら逆立ちしても、震災の悲劇、原発の悲劇に見合うだけの曲書けないんだから、せめて黙ってるくらいの良識は持てなかったのか。俺の中でのロックの価値も下がってしまいそうで本当にがっかりした。

 震災を描くんなら本当にすごい技量が必要だと思う。俺が希望しているのは、存命の大作曲家に一つの交響曲を書いてもらうことだ。とにかくすごい曲を書いてもらいたい。ピカソの「ゲルニカ」とか、カポーティの「冷血」みたいな、そういう傑作を、大芸術家に創ってもらいたい。ロックだったら、せめてPeople In The Boxとか、あのレベルのアーティストに書いてもらいたい。

 福島を応援したいなら、福島の人を怒らせるような曲書いちゃだめだと思う。二次災害だ。