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早朝出勤について

 うちの会社の出勤時間は8時30分である。だが私はいつも7時には出勤している。その前は一年間ほど6時に出勤していた。
 早朝出勤には理由がある。まず、私は夜の残業が好きでないこと。夜の残業は仕事の効率が悪く、かつバイオリズム的に言って健康にも悪く、ついダラダラとおしゃべりをしてしまったりと総じて生産性が低い。
 それに比べて、朝の超勤は効率がいい。頭脳が一番冴えている時間帯だから、特に文書をまとめるなど頭を使う仕事に適している。健康にもよく、人が少ないから無駄なおしゃべりもない。
 また、朝早く来ることでその日の計画を立てることができる。その日やるべきことを頭の中で組み立てているので、勤務時間が始まったらすぐに仕事に取り掛かることができる。勤務時間は他人と一緒にやる仕事に時間を充てて、孤独にやる仕事は朝やればいい。
 仕事が少なく時間を持て余すときには読書の時間に充てる。仕事に関する読書は職場でやるのが一番である。朝の頭の働く静かな時間なので読書は捗る。私はそれでもう何冊も仕事関係の本を読破してきた。
 また、早朝出勤する人は総じて仕事が好きな人である。だからお偉いさんや出世コースに乗っている人など尊敬に値する人は朝早く出勤することが多い。そういう人たちと親密になれるというメリットもある。
 そして、早朝出勤は基本的に前倒しの思考法である。仕事を後回しにする思考法とは正反対で、できる仕事は期限よりも早く終わらせてしまおうという思考法である。前倒しの思考法は個人の業績を上げ、ひいては組織の業績を上げる。
 このように、早朝出勤には様々なメリットがあり、それゆえ私は入社以来ずっと朝早い出勤を心がけている。