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ウォーキングアプリについて

 中年になってメタボ気味になって生活習慣病が心配。それでも食事量を減らすこともできないし運動もおっくう。確かに私もそうだった。筋トレやウォーキングも本格的に取り組むことができず、気づけば中年太りで体重が89kgに。私は身長が183cmあるから太っていることはそんなに目立たないが、内臓脂肪は蓄積され脂肪肝の診断がなされ、このままだと糖尿病へと一直線。いったいどうしたら体重を減らせるのか。

 そんなときに堰を切ったように配信されだしたのがウォーキングアプリである。私はこの12月にピクミンブルームをダウンロードして、今ではそのヘビーユーザーだ。ピクミンブルームとは、ナイアンティック社が開発したアプリで、歩くことによってピクミンを育て、ピクミンと友好度を増すことでレアなピクミンをゲットしたりできるアプリである。このピクミンブルームをインストールしてから早1カ月半。私は4kgのダイエットに成功した。

 ウォーキングアプリの特徴は、歩くことに対して楽しい報酬が与えられる点である。ピクミンブルームの場合、歩くことによりピクミンをゲットできる。そしてピクミンは土地と連携していて、違う土地に行けば違う土地のピクミンがゲットできる。そして歩いた実績に応じてバッジがもらえたりする。

 だが、ピクミンブルームは歩いたことが金銭などに還元されることはない。それに対して、歩くことにより金銭や商品などの報酬が与えられるアプリが登場している。私が使っているものとしては、まずはマイルズ。これは歩くことに限らず移動することについてマイルが付与され、溜まったマイルで特典をゲットできるというものだ。私は今までこのアプリでファミマのコーヒーを無料でゲットしたり、コカ・コーラ社の飲料を一本無料でゲットしたりしている。

 そして、歩くこともそうだが、それ以上に環境意識を高めることによってポンタポイントがゲットできるのがグリーンポンタアクションである。このアプリは歩くことや環境に関する記事を読んだりすることでポンタポイントがたまるアプリである。実際に金銭に類似する報酬がもらえるのが魅力的だ。

 また、歩くことによってスタンプがたまって、一定程度ポイントをためれば自販機で無料で一本飲料をゲットできるのがコークオンである。これは自販機でコカ・コーラ社の飲料を買うごとにスタンプがゲットできるのがメインのアプリだが、累計の歩数や一週間毎日5000歩歩くことなどによってもスタンプがたまる。

 ウォーキングアプリの特徴は、歩くことに楽しい報酬、あるいは実利的な報酬が結びつくことで、歩くことへのインセンティブを高め、それが我々のダイエットの成功につながる点である。肥満で困っている方々、ウォーキングアプリはあなたの救世主になるかもしれない。