社会科学読書ブログ

社会科学関係の書籍を紹介

2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧

清水洋『イノベーションの科学』(中公新書)

イノベーションの科学 創造する人・破壊される人 (中公新書) 作者:清水洋 中央公論新社 Amazon イノベーションがもたらす破壊の側面にも着目している本。イノベーションには創造と破壊の両側面がある。イノベーションを生み出しやすいのは恵まれた環境に育っ…

北村匡平『遊びと利他』(集英社新書)

遊びと利他 (集英社新書) 作者:北村匡平 集英社 Amazon 公園の遊具における子どもの遊びを理論的に考察した本。遊具の利他性とは、遊び手と遊具、遊具を媒介とする遊び手たちが、相互にポテンシャルを引き出し合う関係を築けることだと著者は考えている。利…

キャサリン・ホーリー『信頼と不信の哲学入門』(岩波新書)

信頼と不信の哲学入門 (岩波新書 新赤版 2044) 作者:キャサリン・ホーリー 岩波書店 Amazon 信頼と不信について、実に多角的な視点から論じている本。基本的には、著者のコミットメント説に基づいている。つまり、我々が人々を信頼するのは、その相手が自分…

井坂康志『ピーター・ドラッカー』(岩波新書)

ピーター・ドラッカー 「マネジメントの父」の実像 (岩波新書) 作者:井坂 康志 岩波書店 Amazon 日本で歓迎的に受容された哲人ドラッカーの評伝。ドラッカーは早くから企業の社会的責任や労働者に対する責任を説いていた。1959年には『変貌する産業社会…