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受験哲学

 受験生によって受験に対する考え方は様々である。

(1)受験とは何であるか

・自分の人生の夢をかなえるためのステップ、のように、目的連鎖の一部ととらえる考え方。
・実務でも学問でもない一つの正義の体系、のように、隣接する領域との差異においてとらえる考え方。
・多くの知性が競争して勝者を決める場、のように、社会的な観点からとらえる考え方。

(2)なぜ受験をするか

・目的を達成するために必要だから、のように、目的を理由とするもの。
・自分の頭の良さを試したいから、のように、一種の遊戯としてとらえるもの。
・よく分からないけどなんとなくこの業界に来てしまったから、のように、そもそも理由がわかっていない立場。

(3)どのように受験するか

・目的達成のために効率性を優先する立場。
・目的達成のために、逆に効率性を犠牲にしても実体的真理の追求をする、急がば回れ的な立場。
・まあなんか周りに合わせてれば自然に受かるんじゃない? 的な主体性喪失型。